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2007年10月31日

ペットフードも原材料を偽装


ペットフードも偽装…使ってないのに「ササミ」「ビーフ」


 ドッグフード製造・販売会社「サンライズ」(大阪市中央区)が、看板商品の原材料名について、実際には使っていないのに「ササミ」「ビーフ」と表示するなどして販売していたことがわかった。

 ペットフードを巡っては直接規制する法令がなく、農林水産省と環境省が法規制を視野に検討を進めている。今回の問題は、今後の検討に影響を与えそうだ。

 問題の商品は、「ほねっこ」「ゴン太のふっくらソフト」。1か月あたりの出荷量はそれぞれ約80トンと約770トン。読売新聞が24日、不正表示について文書で質問したところ、サンライズは30日に事実関係を認めた。「ほねっこ」の一部は今年2月から10月にかけ、ササミを使っていないのに原材料名に表示し、混入した白身魚は表記していなかった。「ふっくらソフト」は昨年10月から今年7月にかけ、牛肉を使用していないのに「ビーフ」と表示していた。

>ペットがしゃべるはずもなく・・・やっぱり内部告発なんですかね。日本製品の安全神話がボロボロですね、消費者は何を信じればよいのでしょうか?これじゃあ中国産とさほど変わらないじゃない!!

2007年10月30日

3人限定「日本一危ない国宝」


“日本一危ない国宝”3人限定で60年ぶり公開


 鳥取県三朝(みささ)町の国宝「投入(なげいれ)堂」で11月中旬の1日だけ約60年ぶりの一般拝観があり、開山1300年記念の大修復を昨年終えた堂内での落慶法要に合わせ長く立ち入りを禁じていた“日本一危ない国宝”を3人限定で公開する。100倍以上の超難関を突破した拝観者は「思い入れのある全国の多くの方を代表して参列したい」と話している。

 投入堂は標高約470メートルの断崖(だんがい)の岩窟内に建立された三徳山三仏寺(みとくさんさんぶつじ)の奥院。慶雲3(706)年、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が法力で投げ入れたと伝えられる。宗教上、民間人は入れない厳格な場所だが規制のなかった戦前は勝手に入堂。約60年前に危険防止や文化財保護のため岩場の前に柵(さく)が設置され、現在は行者道からその姿を眺めることしかできない。

 今回は約90年ぶりとなった昨年の大修復を終えた法要を営む機会に、以前からの熱望に応えて一般拝観を企画。強度の関係で3人に限っての公募となったが、全国から約340人の応募があり、拝観への思いをつづった作文などをもとに今年還暦を迎えた広島市南区の飲食店経営、岩島美枝子さん(60)と横浜市保土ヶ谷区の大学院生の男性(30)、札幌市中央区の女性(29)を選んだ。

 三仏寺では混雑防止のため拝観日は未公表だが、当日、3人はわらじに作務衣(さむえ)姿で、登山専門家の指導のもと難所に挑む。安全対策のための命綱を付けて岩場二十数メートルをロッククライミングのように登って裏側から堂内に入り、三仏寺など山内4寺の住職と法要に臨むという。

 応募の作文で、4年前20年ぶりに家族で三徳山に登った感激をつづった岩島さんは「法要に参列し、今まで生かせていただいたことに感謝し、残りの人生を考えることができたら幸せです」と話している。

>なぜ3名限定なのか・・・断崖絶壁を上りきり、岩窟内に建立された三徳山三仏寺の奥院に参拝された方々は感無量だったでしょうね!

2007年10月29日

女性や若者に万年筆がブーム


万年筆が静かなブーム IT時代も女性のステータス


 デジタル一辺倒の時代に、万年筆が売り上げを伸ばしているらしい。
 実情を知るため東京・日本橋の丸善を訪ねた。日本における万年筆販売の草分けであり、「ファウンテンペン」を「万年筆」と訳したのが丸善-といわれるほど万年筆と縁の深い会社である。
 うわさは本当だった。
 「万年筆の売り上げは5年前に比べ5割増になっています」と、日本橋店文具売り場長の山田明治さん。
 輸入品ならモンブラン・マイスターシュティック145(5万3550円)、ペリカン・スーベレーンM600(3万9900円)、国産品なら3万円ほどのセーラーのプロフィットシリーズ(長刀研ぎ)とパイロットのカスタムシリーズといった「定番」が同店の売れ筋という。
 「客層は以前は40歳以上のシニアの男性が中心でしたが、最近は20代の女性の方もよくお見えになります。若い女性にはパーカーやウォーターマンの2万円前後の商品がよく出ますね」
 ブームの背景を山田さんに尋ねるとこんな答えが返ってきた。
 「若い人たちはパソコンやケータイのメールの画一性に飽きてきたのでは? もっと自分の個性や気持ちを伝えたいと思った人たちが万年筆を《発見》したのではないでしょうか。また、よい万年筆を持つことは一種のステータスと感じるようです。ヴィトンのバッグを買うように、高級品を求める若い女性も少なくないですね」
 ちなみに同店でもっとも多く出るのはペリカンという。ペリカン日本に問い合わせてみると、「ここ5年の売上高は毎年、前年比2けた以上の伸び率を記録しています。一番人気はスーベレーンM400(3万1500円)です」とのこと。
 万年筆は本当に売れているのである。
                   ◇
 こうしたブームの中で、万年筆マニアが集結して編まれた万年筆写真文集「ペン!ペン!ペン! ファウンテンペン!」(南雲堂フェニックス・3150円)が登場し、売れ行きも上々という。
 マニア58人が自分の愛する万年筆を語る「私が選んだ1本の万年筆」と題された第1章は圧巻。愛する万年筆とそれで書いた原稿の美しい写真が雄弁にその魅力を伝えている。

 編者の足沢公彦さんはこう話す。「最近のブームは女性がつくっているところがあります。それは男性より女性の方が伝えたい気持ちを持っているからではないでしょうか。《気持ちを伝えるのなら万年筆》という意識が確かに醸成されつつあります。それに加えて、万年筆で書いた字には品格があると感じる女性が増えてきたように思います」
 「国家の品格」「女性の品格」といった近年の「品格」ブームが、万年筆を発見させたといえるかもしれない。
 万年筆を愛してやまない足沢さんはさらに風呂敷を広げる。「万年筆で手紙を書くときは、パソコンやボールペンに比べ、はるかに相手の気持ちをおもんばかって書いてしまうものです。さらには時候のあいさつが気になったり、インクの色が象徴する意味を意識したりと、日本のもてなしの文化をおのずと意識するようになりますね。極論ですが、日本を《美しい国》にしたいのなら、みながこぞって万年筆を使うべきでしょう」

>わたしも昨年から万年筆愛用者です。お気に入りの万年筆を使うようになってから「書く」作業がとても楽しくなりました!

2007年10月27日

大統領の妻が大統領に当選か


28日に実施されるアルゼンチンの大統領選挙で、現職のキルチネル大統領(57)の妻で上院議員(正義党)のクリスティナ・フェルナンデス候補(54)が、当選確実な勢いとなっている。

 世界でもまれな夫婦間での政権継承が実現しそうだ。

 美貌(びぼう)と情熱的な演説で知られるフェルナンデス氏は、かつてファーストレディーとして絶大な人気を誇ったエバ・ペロン元大統領夫人になぞらえて「エビータの再来」と呼ばれる。

 人気は確かに「エビータ」級だ。複数の最新世論調査でフェルナンデス氏の支持率は47・9~39・1%でトップ、続く市民連合のエリサ・カリオ前下院議員(50)と正義党のロベルト・ラバニャ元経済財政相(65)は10%台に過ぎない。

>こんなこともあるんですね。

2007年10月26日

妊婦搬送「たらい回し」、3年間で2452件


救急車などが妊婦を搬送中、医療機関に2回以上受け入れを拒否された件数が、2004年から06年までの3年間で2452件に上ることが26日、総務省消防庁と厚生労働省が行った全国調査で明らかになった。受け入れ先に収容されるまで3時間半かかったケースもあり、医療体制の不備で多くの妊婦が「たらい回し」にされている実態が浮き彫りになった。
 これを受け同庁は同日、全国の消防本部に対し、妊婦を含めた患者の搬送時に医師の指示を受けて救急処置ができる救急救命士などが医療機関に連絡することや、患者の特徴的な症状などを的確に医療機関に伝えるよう、都道府県を通じて通知した。
 調査は、奈良県在住の妊婦が今年8月、受け入れ病院が決まらず救急搬送中に流産した問題を受け、全国の消防本部を対象に実施された。
 それによると、06年の1年間に2回以上「たらい回し」されたケースは、東京都が279件と最も多く、次いで神奈川県(247件)、大阪府(137件)と、大都市ほど受け入れ拒否が多いことが分かった。最多は東京都の事例で、受け入れまでに26回拒否されていた。3年間でみると、受け入れ拒否回数が10回以上の件数は全国で61件に上っている。
 受け入れ拒否の理由(06年)では、手術スタッフがそろわなかったり処置のための設備などがなかったりする「処置困難」が26.6%で最多。「手術・患者対応中」(17.2%)、「専門外」(11.7%)などが続く。

>奈良県のたらいまわしは氷山の一角にすぎなかったんですね、早急な対応の改善を希望します。

2007年10月24日

認知症 高学歴ほど速く進行


培った認知力が高いためか、高学歴者の方がアルツハイマー病など認知症の発症は遅めだが、記憶障害が出始めた後は、より速いペースで記憶の喪失が進む傾向が確認された。米アルバート・アインシュタイン医科大学の研究チームが23日発行の神経学会誌ニューロロジー最新号で報告した。
 統計的には、認知症発症までの時間は、教育を受けた期間が1年増えるごとに2カ月半遅くなった。逆に、発症後の記憶喪失ペースは、教育が1年増えるごとに4%ずつ加速したという。

>認知症やアルツハイマーの発症までは遅くても発症後の記憶喪失ペースが加速するというのは、ちょっと意外な感じがします。高学歴が禍うこともあるんですね。

2007年10月21日

ミートホープ元社長ら逮捕へ


苫小牧市の食肉加工卸会社「ミートホープ」(自己破産手続き中)による偽装牛ミンチ事件で、道警生活環境課と苫小牧署は、田中稔・元社長(69)と元工場長ら3人の計4人について、豚肉などを混入して「牛ミンチ」と偽って出荷した疑いが強まったとして、週内にも不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で逮捕する方針を固めた。道警は田中元社長らが取引先をだまして不正な利益を上げていたとみて、詐欺容疑でも追及する。

 道警は問題が発覚した直後の6月下旬、ミート社工場や、同社から冷凍コロッケの原料として牛ミンチを仕入れていた「北海道加ト吉」(赤平市)などを家宅捜索し製品を押収。DNA鑑定の結果、豚や鶏肉の混入が裏付けられた。さらに押収資料の分析などから、悪質な偽装が長期にわたって行われていたと判断した。田中元社長らは任意の事情聴取に対し、容疑を認めているという。

 これまでの調べでは、ミート社は北海道加ト吉など取引業者十数社に対し、豚肉などを混入した偽装牛ミンチを「牛100%」と表示して出荷した。農林水産省によると、偽装は98年ごろから始まった。昨年7月から発覚までの販売量は計417トンに上り、販売・流通業者を通じてコロッケなどに加工、全国に販売された。

 田中元社長は記者会見などで「コストが安くなるので(工場長に)混入を指示した」と組織的に偽装を繰り返していたことを認めた。ミート社はパートも含む全従業員71人を解雇し、7月に総額約6億7000万円の負債を抱えて自己破産申請。田中元社長も8月に自己破産し、それぞれ破産手続きが行われている。

>事件発覚から逮捕まで随分時間かかりましたね、今更かんがぬぐえません。

2007年10月19日

CM効果 携帯灰皿が売れている


携帯灰皿が売れている。調査会社のイデア21などが行った国内マーケットに関する調査によると、ノベルティーグッズを除く2006年度の携帯灰皿市場は、出荷数量が前期比30・6%増の970万個、金額が同31・4%増の34億3000万円と、前年を大きく上回った。07年度も勢いは続いており、通期の数量が同18・6%増の1150万個、金額が同19・5%増の41億円となるとみている。

 調査は今年7月初旬から9月上旬にかけ、携帯灰皿メーカーや大手販売店に対する面談と電話ヒアリングを中心に実施した。

 それによると、携帯灰皿の出荷量は06年度の下期、特に年末から翌年3月にかけて急増。一部メーカーでは生産が追いつかないケースもみられ、この傾向は07年度も持続しているという。JT(日本たばこ産業)が06年9~10月に放映した、灰皿の携帯を促すテレビCMが、販売増に大きく寄与しているようだ。

 一方、平均販売価格も上昇。05年度に351円だったのが、06年度に354円となり、07年度は357円と、さらに上昇する見通しだ。600円未満の低価格品では、売れ筋が100円程度の商品から400~500円の商品にシフト。600円以上の高額商品も、平均価格が05年度の871円から06年度は890円に上昇しており、単に持ち運べる灰皿としての機能だけでなく、素材やデザインにこだわったファッションアイテムとしても認識され始めているようだ。

 販売ルートについては、低価格品で06年度に74・9%増の306万個と、大きく販売個数を伸ばしたコンビニエンスストアの台頭が目立つ。そのほか注目されるのは一部インテリア・雑貨店などによるネット販売。市場規模こそ06年度は1億~1億5000万円で全体の3~4%にすぎなかったが、今後はさらに伸びると多くのメーカーや販売店がみている。

>喫煙そのものはお勧めできかねるけれど、喫煙する方のマナーとセンスの向上が、さらにひろがると素敵ですね。

2007年10月18日

譲り合いなく「優先座席」復活

 「全席が優先座席」という考え方で電車内から優先座席を撤廃していた阪急電鉄(本社・大阪)は17日、8年半ぶりに全車両で復活させると発表した。どの席でも譲り合う思いやりの精神が定着しなかったためという。“性善説”に期待した同社の理想は、車内モラルの低下という現実を前に挫折した形となった。
 29日の始発電車から、関連会社の能勢電鉄と神戸電鉄を含めて実施。各車両8~10人分を優先席として、ステッカーや車内放送で知らせる。
 阪急の取り組みを参考に平成15年12月から「全席優先」を掲げている横浜市営地下鉄は「今後も積極的にPRして続けていきたい」として見直す予定はないとしている。
 阪急は11年4月、全席を優先座席と考えるべきだという理想を掲げ、優先席撤廃に踏み切った。だが、現実には席を譲らない雰囲気が広まり、同社には高齢者を中心に復活を求める意見が毎年10件余り寄せられた。今年6月の株主総会で同様の要望があったことを機に、復活を決めたという。

>語弊があるかもしれないけれど、関東と関西の地域性がわかりやすく出ている例ということでしょうか。

2007年10月17日

並盛り3杯分の「メガ牛丼」

 牛丼チェーン「すき家」を展開するゼンショーは16日、並盛り3杯分の牛肉を大盛りと同量のごはんに盛りつけた「メガ牛丼」の販売を開始した。カロリーはジョギング2時間で消費するのと同等の1286キロカロリー。価格は並盛りより330円高い680円。11月11日までは、発売記念に30円引きで販売する。すき家はミニ、並盛り、大盛りと、並盛り2杯分の牛肉を使った特盛りの4種類を販売。特盛りでも物足りないという声に応え、メガ牛丼の発売を決めた。

>まず食べきれる自信はないからチャレンジすることはないけれど、美味しそうに食べる姿を隣で見ていたいです!

2007年10月14日

母子家庭 低所得のみ削減凍結


<児童手当>母子家庭の削減凍結、低所得世帯のみ…自公方針


 自民、公明両党は福田内閣発足に伴い、格差問題に取り組む目玉政策の一つとして、母子家庭に対する児童扶養手当削減を凍結することで合意していたが、対象を低所得世帯に限る方向になった。厚生労働省の06年度調査で、母子家庭の経済環境が改善していることが分かり、一律な削減凍結は難しくなったためだ。自公合意の削減凍結は約160億円規模だったが、数億から数十億円程度にしぼむ。データに基づかない政策合意が早くも後退することになる。
 児童扶養手当は、離婚などで母子家庭の生活が激変しないよう、所得に応じて、世帯当たり月額9850~4万1720円(児童1人の場合)を支給する制度。社会保障費抑制策で、08年4月からは5年以上受給している世帯について、支給額を最大で半分まで削減することが決まっていた。今年3月末時点の受給者は95万5844人。
 削減の凍結は、9月の福田内閣発足時、公明党が「政権が代わったことを実感してもらえる」(幹部)政策の一つとして自民党に提案。両党は9月下旬「凍結について早急に結論を得て措置する」ことで合意した。
 ところが、厚労省が昨秋、約2000世帯を対象に実施し、約1500世帯が回答した調査の速報値で、母子家庭の母親の就業率は84.5%と、03年度の前回調査から1.5ポイント上昇。平均年収も213万円と前回を1万円上回った。雇用形態では常用雇用者が前回の39.2%から42.5%に増えている。景気回復の影響とみられる。
 ただし、改善傾向が見られても、全世帯の平均所得を100とした場合の母子家庭の所得は37.8にとどまるなど、置かれている状況が厳しいことに変わりはない。

>母子家庭で高額所得者なんてまれなのでは、国ももっと減らせるところあるだろうに。このことで犠牲者がでなければよいんだけれど・・・。

2007年10月13日

隣に同名校開設 都立中が抗議


<「小石川中」論争>元祖・都立、隣に私立開校で抗議


 卒業生に多くの政治家や文化人がいる「東京都立小石川中等教育学校・高校」(文京区)の隣に来春、私立「村田学園小石川女子中学校」が開校する。ところが、同じ「小石川」の名前を使うことをめぐり、都立側が「生徒や受験生が混乱する」と抗議したことに、私立側は「地名なので問題ない」と反論。両校は「混乱を避けるため努力する」「校名表示で区別化を図る」など異例の協定を結んだ。校名論争は、私立側が校門の看板を付け替えるなど譲歩する形で決着した。

 都立小石川は、民主党の小沢一郎代表、俳優の加藤剛さん、狂言師の野村万作さんらが卒業した名門校。1918年に創立され、旧小石川区(現文京区)に学校があったことから50年に現在の校名になった。06年4月に中等教育学校を開校し、中高一貫となった。

 一方、小石川女子中は、元々あった村田女子高校に併設される中学。学校法人村田学園の亀田光昭理事長によると、村田女子高は02年から定員割れが続いたことから、高校の定員を減らして中学を新設。6年一貫教育で進学実績を伸ばしたいという。中学も高校と同じ校舎を使う。

 かみついたのは、都立小石川の栗原卯田子校長だ。最寄り駅近くにある案内板や校門に掲げた看板は「村田学園」の文字は小さいが「小石川女子中学校」の文字が数倍の大きさ。女子の制服は、都立側はネクタイ、私立側はリボンと異なるが、同じ三つボタンのブレザー。スカートは同じチェック柄で、基調が都立側がグレー、私立側はピンク。栗原校長は「制服が似ていると思う人もいるはず」と話す。

 これに対して、亀田理事長は「地名を使った校名で問題ない。違うコンセプトの新しい学校を強調したかったため、小石川女子中の文字を大きくした。制服は全く異なるもの」と反論していた。

 しかし、話し合いの末、亀田理事長と栗原校長は8月(1)受験生を含め、生徒が混乱しないようにお互い努力する(2)小石川女子中は看板やパンフレットに必ず村田学園の名前を付け、小さかった村田学園の文字を大きくし、区別化を図る(3)今後も緊密に連絡を取り合い、問題があれば対処していく--との内容の協定を結んだ。

 中学受験に詳しい森上教育研究所の森上展安社長は「私立側が名門・都立小石川のイメージを利用したのだろう。経営に苦しむ私立側にとって苦肉の策だろうが、都立側もおとなの対応をしても良かったのでは」と話している。

>私立中学も生き残りがかかっているから必死感がヒシヒシと伝わってきます、このまま少子化が深刻になれば学校が再利用されて老人ホームになる日も遠くないのでは。

2007年10月12日

改札の故障はデータ不一致か


セキュリティーデータ一致せずダウン 自動改札トラブル


 トラブルの原因となったとみられるのは、改札機製造メーカー「日本信号」(東京都千代田区)が製造した改札機。
 3月18日に始まったICカード乗車券、Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)の双方利用を運用するシステムに何らの異常があったとみられている。
 日本信号によると、それぞれの改札機はデータ許容量に限界があるため、ホストシステムである「相互利用センター」との間でデータ交信を実施している。データ交信に異常があると改札機の電源が切れる仕組みになっている。
 相互利用センターとは、他のメーカーの改札機も情報のやり取りをしているが、今回は日本信号の改札機だけが一斉に電源が切れた。なぜ日本信号製だけの電源が切れたかの原因は分かっていない。同社では「原因解明には少なくとも12日いっぱいかかる見通し」と説明している。
 同社の説明によるとトラブルが発生したのは12日午前3時ごろ。改札機は、いったん夜間に電源を落とし、午前3時ごろに電源を入れて立ち上げるが、最初にセキュリティー確認のためのデータを交信する。しかし、「改札機のデータを管理する『相互利用センター』のセキュリティーデータと、改札機の端末のセキュリティーデータが一致しなかっために改札機の電源が落とされた」という。「データが一致しなかった理由は分かっていない」と説明している。
 同社の改札機は、JR東日本や東京メトロなど首都圏の鉄道会社十数社の670駅に、4400台が設置されている。

>今回はかなり大規模なトラブルに発展しましたね、利用者には便利なシステムだと思いますが・・・。

2007年10月10日

路線バス 27kmスピード違反


川崎市は9日、路線バスを営業運転中にスピードの出し過ぎで検挙された同市交通局塩浜営業所(同市川崎区)所属の男性運転手(49)を停職10日の懲戒処分にした。

 同局によると、運転手は8日午前10時40分ごろ、川崎区千鳥町6の川崎港海底トンネル入り口付近の市道で川崎駅発ダイワコーポレーション前行きの路線バスを運行中、時速50キロの制限速度を27キロオーバーし、神奈川県警の覆面パトカーに検挙された。乗客3人が乗っていたため、県警の許可でそのまま運行し、乗客を降ろした後、事情聴取を受けた。反則金は2万5000円で、運転手が個人で払うという。免許は3点の減点。

 現場は直線の下り坂で、スピードが出やすいため、同局は注意を呼びかけていた。バスの運行はダイヤ通りで急ぐ必要性はなく、運転手は「速度管理のミスで不注意だった。申し訳ない」と話しているという。

 路線バスが運行中に速度超過で検挙された例は札幌市などにあるが、全国的にも珍しい。

>路線バスでも検挙されるんですね、27キロオーバーということは77キロ出ていたわけで、乗客の方は怖くなかったのでしょうか?余談ですが路線バスがバックしているのを見たことがあります。そのときは目がテンになりました。

2007年10月09日

ヤッターマン、30年ぶり復活


ヤッターマン日テレで30年ぶり復活


 「ブタもおだてりゃ木に登る」「おしおきだべぇ~」などの流行語を生んだ70年代の人気アニメ「ヤッターマン」が30年ぶりに復活する。来年1月から日本テレビ系で月曜午後7時枠でスタート。09年春には実写映画化も決まっており、ヤッターマンブームが到来しそうだ。

 同作品は77年1月からフジテレビ系で放送。2人組の正義の味方「ヤッターマン」が、泥棒の神様「ドクロベエ」の指令を受けた悪党3人組「ドロンボー」一味と対決するアクション作で、ギャグをちりばめた物語や個性あふれるキャラが受け、平均視聴率20%を超える国民的アニメだった。「おしおきだべぇ~」などのフレーズは、リアルタイムで見ていない世代にも親しまれている。

 現代版では、ドロンボーの女ボス「ドロンジョ」の脚が長くなるなどマイナーチェンジはあるものの、オリジナルの世界観は残したまま。毎回の物語に現代のブームや時事ネタを盛り込み、ヤッターマンを知らない子供も取り込みたい考えだ。

> うわーなつかしい!!「ヤッターマン」30年ぶりの復活なんですねー 確実に見ます!

2007年10月08日

PCで手軽に「聴力チェック」

「可聴周波数域チェッカ」:騒音時代のお手軽聴力チェッカー

突然ですが、みなさんの耳、悪くなってませんか?

こちらのフリーソフト「可聴周波数域チェッカ」でMP3やヘッドフォンの爆音に慣れきった、あなたの耳をチェックしてみましょう! オフィスや学校で仲間と比べてみるのもいいかもしれません。

人間の耳の可聴帯域は20hz~20Khzといわれていますが、歳をとるごとに高い波長の音はどんどん聴こえなくなっていくことが学術的にも明らかになっているそうな。

もちろんフリーソフト。下記リンク先のオフィシャルサイトには、ソフトとともに詳しい説明が載っていますので、そちらもぜひ参考に。ちなみに私の結果は「20410Hz」。耳だけはまだ若いのかも(笑)。


参照サイト : http://masudayoshihiro.jp/software/mamimi.php [masudayoshihiro.jp]

>耳鼻科にいくよりも手軽で、こういうサービスよいですね。

2007年10月07日

アッコ「殴ったろか」 エリカ様への怒り再燃


“芸能界のご意見番”こと歌手の和田アキ子(57)が先月30日に放送されたTBS系「アッコにおまかせ!」で、映画の舞台あいさつで不機嫌な態度を見せた女優、沢尻エリカ(21)を「今度、シメるから」と発言し、翌日のスポーツ紙などで大きく取り上げられたことに対し、和田は7日、「『シメる』があんなに反響が出るとは思わなかった」と同番組で振り返った。

 この日、問題となった舞台挨拶の映像を初めて見たという和田は「(沢尻を)殴ったろうか」と罵倒。「主演映画だよ、ものすごい人がみんなでやるから映画。自分の主演映画でこれはないでしょう」と改めて苦言を呈した。

 ヒートアップする和田に、他の出演者が「明日の新聞にまた書かれる」と心配すると、波紋を広げている角界を意識したのか「『殴ったろうか』は私なりの“かわいがり”」と発言。直後に「今の発言やばくない? 失礼しました」と頭を下げ、「明日の新聞が大変なことになる。お願いします、書かないで下さい」とコメントした。

>たしかに沢尻エリカさんのしたことは、あまりにも幼稚だと思うけど、それに対する大人の対応がこれではねーがっかりです!

2007年10月06日

排泄物からバニラ香 邦人に賞


人を笑わせ、考えさせて科学への興味を誘う研究などに毎年贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を日本人研究者の山本麻由さん(26)が受賞し、ハーバード大学で4日授賞式が行われた。日本人の同賞受賞は12件目。ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究が対象。山本さんは「受賞は廃棄物の活用法を知ってもらえるよい機会。ただ、この方法で抽出したバニリンは食物には向かないかも」と語った。
 山本さんは国立国際医療センター研究所の研究員だった04年に今回受賞した抽出方法を開発した。牛糞1グラムに水4ミリリットルを加え200度で60分間加熱すると、1グラムあたり約50マイクログラム(マイクロは100万分の1)のバニリンが抽出できた。
 バニリンは樹木などの木質成分「リグニン」から生成するため、馬や山羊などの草食動物の排泄物も利用可能だという。抽出コストはバニラ豆を原材料にする方法に比べ「およそ半分」(山本さん)。シャンプーやロウソクの芳香添加物などの応用が考えられる。
 授賞式では76年のノーベル化学賞受賞者、ウィリアム・リプスコム氏から同賞の今年のテーマ「ニワトリ」のトロフィーが手渡された。また、山本さんの名が冠されたアイスクリームを壇上のノーベル賞学者らが試食する一幕もあった。
 「裏ノーベル賞」とも言われるイグ・ノーベル賞は米国の「ユーモア科学研究ジャーナル」誌の編集長、マーク・エイブラムス氏が91年に創設。これまで日本人が11件で受賞している。
 今年の受賞は10分野で▽平和賞(米空軍ライト研究所、敵兵同士を恋に陥らせ士気を削ぐ化学兵器の研究)▽言語学賞(スペイン、逆に話された日本語とオランダ語をラットが区別できないことを発見)▽経済学賞(台湾、銀行強盗捕捉装置の発明)など。

>牛の排泄物からバニラの香りが抽出できるなんて、よく思いつきましたね!原料を考えれば食用には不向きですが・・・。