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88歳、市に現金10億円寄付


<寄付>南足柄市に現金10億円 88歳女性「教育振興に」


10億円を前に目録を手渡す横溝さん(中央)=神奈川県南足柄市役所で2007年11月16日、澤晴夫撮影

 「教育の振興に役立てて」と神奈川県大磯町在住の無職、横溝千鶴子さん(88)が16日、同県南足柄市に現金10億円を寄付した。横溝さんは99年12月にも大磯町に5億円を寄付している。自治体への個人の寄付としては異例の高額。

 横溝さんは同市関本出身。寄付金は95年に87歳で死去した夫精彦(きよひこ)さんと厨房(ちゅうぼう)設備会社を経営し、四十数年かけてためたという。今回は、横溝さんの米寿の誕生日の16日に合わせて寄付した。10億円は五つのジェラルミンケースに入れられ、警備員が市役所の特別会議室に運び込んだ。

 市は寄付金を元手に横溝さんの名を冠した基金をつくり、奨学制度などを設けるという。横溝さんは「生まれ故郷へのささやかな恩返し。子供たちの情操教育に役立ててください」と話した。

>横溝千鶴子さんカッコイイですね!!私欲のためにお金を使う方の多い中なかなかこうは使えないものです。可能なら、こういう年寄りになりたいです。