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あみん25周年「待つわ」再録

私待つわ、いつまでも待つわ-。清涼感あふれるハーモニーで人気を呼んだ、岡村孝子と加藤晴子のユニット「あみん」が戻ってきた。デビュー25周年を記念して、新アルバムを発表、久々のコンサートツアーも行う。「大人のクラブ活動みたいな感じで瞬間瞬間を楽しみたい」と岡村。気持ちをひとつに、再び熱い夏を駆け抜ける。(安田幸弘)

 名古屋の大学で知り合った2人が「待つわ」でデビューしたのは昭和57年7月。夏のさなか、初々しく清らかなコーラスが脚光を浴び、ミリオンセラーとなった。大きな注目を集めたが、活動したのはわずか1年半。当時の月日を2人は「本当に慌ただしかった」と口をそろえる。その後、岡村はソロ歌手、加藤は主婦になったが、プライベートの親交はずっと続いたという。

 「もう1回、ハモッてくれない?」

 平成14年、ソロデビュー20周年の岡村が、加藤に提案。何度かステージで共演を重ねたのが、活動再開につながった。加藤は「今さら…とかいわれたらどうしよう、と不安もあった」と打ち明ける。「でも声を合わせたりハモったりするのが素直にうれしくて、その気持ちを尊重しました」

 四半世紀を経て発表した新アルバム「In the prime」は、あみんにとって2枚目のオリジナルアルバムだ。さわやかなメロディーが印象的な7つの新曲を含め10曲を収めた。新たに録音した「待つわ07」も収録した。岡村はいう。

 「『待つわ』は、自分にとって呪縛(じゅばく)というか、あまりにも大きな存在で、ソロデビューするときはなるべくそこから離れて自立しなきゃという思いがありました。ずっと封印していたんですけど、時間がたつにつれて『あみん』も『待つわ』もいとおしくなって。久しぶりに歌って単純にいい歌だなあと思いました」

 ツアーは今月24日の東京・調布を皮切りに、大阪、名古屋、埼玉、東京・渋谷(9月15日)を巡る。「懐かしい思い出を重ねていただきながら、新鮮さも感じてもらえれば」と加藤は話す。

 岡村は「活動停止してからもずっと自分たちの中に『あみん』はふるさとのように存在したし、これからもずっとあると思う」と語った。

>25年ぶりですか、なつかしいですねーなんか青春時代を思い出します!