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吉村先生も太鼓判!4000年のロマン味“復刻”エジプトビール

約4000年前のエジプトで飲まれていた古代ビールの“復刻版”が今月中旬、いよいよ販売されることになった。黄桜(京都市伏見区)と京都大、早稲田大が共同開発した「ホワイトナイル」で、これまでは通常の小麦を使って「古代風」の商品を販売していたが、当時の原料とされる小麦の量産に成功。商品化にこぎ着けた。製法は現在のままだが、関係者は「古代のロマンと味わいを堪能してほしい」と話している。

 古代エジプトのビールをめぐっては、平成16年、エジプト考古学の権威で元早大教授の吉村作治・サイバー大学長らが壁画を分析し、古代製法を再現。この時は、高コストなどの理由から商品化は見送られた。
 しかし、京大と早大が引き続き古代ビールの“復刻”を検討。約1万種の小麦を収集、保存している京大が、古代エジプトでアルコール飲料の原料に用いられていた「エンマー小麦」の種子を黄桜に提供し、17年秋から京大付属農場(大阪府高槻市)で量産体制へ向けた試行錯誤が続けられた。

 栽培ノウハウなどもなかったが苦労の末に今年6月、1.2トンの収穫に成功。この間、同社は近縁種の「デュラム小麦」で代用したホワイトナイルを販売していたが、「やはり“本物”の味を」と、リニューアルを決めた。「深く静かな味わいと、優しく丸い口当たりが、さらに際立ちました」(同社)。京大付属農場長の山田利昭教授も「収穫の少ない野生種でつくっており、古代へのロマンを感じてほしい」と話している。
 京大、早大の生協や黄桜直営店、京都や大阪の百貨店などで販売される。330ミリリットル入り450円。

>東京では販売されないのかしら?ぜひとも古代ロマンのビールを味わってみたいです!!