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上野のパンダ・リンリン死ぬ

上野動物園最後のパンダ「リンリン」死亡 22歳7カ月

 上野動物園(東京都台東区)でただ1頭のジャイアントパンダ、リンリン(オス、22歳7カ月)が30日朝、死んでいるのが見つかった。同日午前2時ごろ死亡したと推定される。リンリンは体調不良で治療に専念するため、29日から展示を中止したばかりだった。同園で病理解剖し、死因を調べる。

 リンリンは人間でいえば70歳相当で、最近は食欲が落ち、動きも鈍くなっている。もともとパンダは動きの少ない動物だが、最近は“寝たきり”状態だったという。高齢で心臓と腎臓の機能が低下していたため、最近は投薬治療を実施していた。

 リンリンは昭和60年、北京動物園生まれで、平成4年に来日。繁殖のため過去3回、メキシコに貸し出されており「フライングパンダ」とも呼ばれていた。メキシコから借りたシュワンシュワンが17年に帰国した後は、上野動物園唯一のパンダとなっていた。

>人間でいうところの70歳ですから大往生ですね、リンリンお疲れ様でした。