« 佐橋は松たか子との結婚認める | メイン  | 大容量タイプの冷蔵庫ヒット »

67歳 富士山に年133回登頂


富士山登頂:年間133回 秦野の佐々木さん、自己最多記録更新 /神奈川

 ◇心と体の鍛錬に--来年中、通算500回目標
 「山登りは心と体の鍛錬」――。秦野市堀西に住む同市選挙管理委員、佐々木茂良さん(67)が今年、富士山(標高3776メートル)に133回も登頂し、自身の持つ年間最多記録を更新した。04年からの登頂は合計375回を数え、「来年中に通算500回が目標」と張り切っている。
 佐々木さんは、山開き前の6月12日から雪が深くなる直前の11月23日までに計133回登った。この期間は5日に4回登った計算になるが、「雨さえ降らなければ毎日でも登りたい」と話す。
 午前5時に車で自宅を出発し、7時前に静岡県の富士宮口5合目(2400メートル)に着く。登り始めて約2時間40分で、頂上の剣が峰へ。下山後に神奈川・静岡県境の金時山(1213メートル)にも登頂し、午後5時ごろには自宅に戻る健脚ぶり。金時山には、これまで1172回も登頂している。
 富士山6合目で「宝永山荘」を約40年経営する渡井正弘さん(67)は「普通の人は、往復で8時間はかかる。佐々木さんはその半分ぐらいでケタ外れ。『正』の字を書いて、佐々木さんの登山を記録した」と話す。
 佐々木さんは相模原、秦野市の公立中などで教諭をした後、01年に県立鎌倉養護学校長で定年退職。県立歴史博物館の教育調査員(非常勤)になると、暇を見つけて金時山や丹沢の塔ノ岳に登り始めた。「現役のころは気ぜわしくて、登る気にならなかった」と言う。
 富士山に登り始めたのは04年6月。この年に41回、05年に80回と増え続け、昨年は年間最多の121回を記録し、今年自ら更新した。佐々木さんは「日本一の山の頂に立つそう快感、達成感もあるが、いつまでも健康でいたいという気持ちや自分自身の限界に対する挑戦もある」と話す。
 登頂の通算最多記録は、埼玉県新座市の大貫金吾さん(77)の514回で、最近はあまり登っていないという。「今年と同じペースなら来年中に500回になる」と話す佐々木さんは「再来年は最多記録を破りたい。日本一がどうしたと言われるかもしれないが、到達目標も山登りの楽しみの一つ」と言い切る。
 富士登山に適したシーズンは7~8月。佐々木さんは、シーズンオフに強風で5~6メートル飛ばされたこともある。妻富子さん(67)は「オフに1人で登っている時は、無事に帰るまで心配ですが、本人は行きたくて行きたくてしょうがないみたいです」と笑いながら話していた。

>年間133回って凄い記録ですねー3日に一回以上のペースすばらしいです。オフシーズンの登頂にはくれぐれもお気をつけて!!ご無事で記録更新されることを心よりお祈り申し上げます。