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自殺ストーカー警官 退職金増


自殺したストーカー警部補の退職金、400万円割り増しへ


 女性に交際を迫るメールを繰り返し送りつけた後、自殺した愛知県警の男性警部補(当時52歳)に対して、同県が「死亡退職」扱いとし、条例に基づいて、自主退職よりも約400万円多い退職金を支給することが12日、わかった。

 県警によると、警部補は西尾署生活安全課に所属していた今年8月、パチンコ業務の許認可に必要な書類を取りに来た20歳代の女性事務員から携帯のメールアドレスを聞き出し、「恋人になって」などのメールを再三、送っていた。

 警部補は、県警の事情聴取後の10月15日、自殺した。県警は当初、懲戒処分を検討したが、「本人が死亡したため、調査できない」と断念した。県警によると、死亡退職では通常、「定年退職」と同じ掛け率で退職金を算定し支給する。今回は、自発的に退職する場合よりも約400万円多い、約2000万円が支払われる見込み。

>身内に甘い体質が浮き彫りで嫌な感じ。