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赤城農相、改めて「問題ない」

赤城徳彦農相は10日午前の閣議後会見で、茨城県筑西市の実家に事務所を置く政治団体「赤城徳彦後援会」が、10年間で9045万円に上る経常経費を計上していた問題について「(実家は)後援会の拠点。真実かかった経費を積み上げたもの」などと述べ、改めて問題はないとの認識を示した。だが、主張の根拠となる領収書は公開せず、従来の説明を繰り返すにとどまった。赤城農相は同日午後、世界貿易機関(WTO)交渉のため、成田空港からジュネーブに向かう。
 赤城農相はまず、同団体の活動実態について「中選挙区時代は、多くの後援会の人たちが実家に集まった。小選挙区制が導入されて水戸に事務所を開設し、県庁所在地でもあることから水戸事務所で作業することが増えていったが、実家が後援会の拠点となっていることに変わりはない」と説明した。
 また、政治資金収支報告書で報告した経常経費が、10年間で9000万円を超えることについては「経費を一つ一つ積み上げた数字が、収支報告として報告された。経費の付け替えとか架空経費はありません」と従来の説明を繰り返した。
 過去の領収書に関しては「国会でさまざまな議論がなされ、政治資金規正法によりルール化されている。法律に基づいて適正に処理し、公表するべきものを公表している」と述べ、公開しない考えを改めて強調した。
 一方、東京都世田谷区の妻の実家に事務所が置かれている政治団体「徳政会」については、7日の記者会見で「友人などの寄付の受け皿」と説明していたが、「活動が細々となってしまい、解散したいと申し出があったので、昨日手続きしたと報告を受けている」と述べ、解散したことを明らかにした。

>またですかーこんなんじゃ誰も納得しませんから。