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硫化水素無毒化する装置開発

硫化水素を無毒化=二次被害防ぐ新装置-大阪市

 硫化水素を使った自殺が各地で頻発する中、大阪市消防局は10日、硫化水素を無毒化する装置を開発したと発表した。硫化水素が外部に漏れ出し、近隣住民にも被害を及ぼす事態を未然に防ぐ効果を期待している。性能をさらに検証した上で実地配備していく。
 装置は、硫化水素の毒素を吸着する活性炭4キロを内部に敷いたプラスチック製ケースと、空気を吸ったり出したりする機械から成る。吸い込まれた硫化水素は人体に害のない硫黄となって排出される仕組み。
 9日起きた硫化水素自殺で効果を確かめたところ、400ppmの高濃度の硫化水素が約30分で濃度ゼロになったという。200-300ppmで1時間で急性中毒症状を起こすとされる。
 市消防局は全国の消防局に資料提供し、情報を共有する。

>最近硫化水素での自殺の話しは聞かなくなったけれど、発生時点で対処できれば二次災害をふせげますね。本当は使用しないで済めば一番よいのだけれど。