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人生すべてを競売 現在2億円

【こぼれ話】「これまでの人生すべてを売ります」に2億円の高値=豪州のネットオークションで


英国から6年前にオーストラリアに移住してきた男性が、妻との破局を機に、所有する家や車、それに望むなら仕事や友人まで含めた「これまでの人生のすべて」を売却したいとネットでオークションに掛けたところ、一晩にして220万豪ドル(約2億2000万円)の高値がついた。
 この男性は、英国のヨークシャーから豪州のパースに移住してきたイアン・アッシャーさん(44)。妻との破局が原因ですべてが嫌になり、過去の思い出が残る家などを含めてすべてを売り払う決心をし、22日にネットオークションのeBayで1週間の競売に掛けた。いわく、「もう十分に自分の人生を生きた。これ以上は結構だ。希望するならすべてを売り渡します」。
 アッシャーさんは50万ドル(約5000万円)ほどの値段がつけば上出来だと考えていたが、22日夜の段階で65万ドルの値が付き、23日の朝に起きてみると220万ドルにまではね上がっていた。
 アッシャーさんはAFP通信の取材に対して、「もう噴き出しちゃうような値段。でも、面白がって参加している者もいるだろうけど、本当に買いたいと思っている人も交じっているはず」と語った。アッシャーさんは、自宅や使用して19年になるマツダの乗用車、1986年製のオートバイなどの財産の価値はせいぜい45万-50万ドルだとしている。
 アッシャーさんは敷物のセールスマンだったが、購入者が望めばその職場で2週間働く斡旋をするという。2週間以後は、雇用主の判断次第だという。さらに、希望があれば自分の友人を紹介するとしている。アッシャーさんは、残すのはパスポートと財布と当面必要な衣類だけでいいと話している。

>機会があればトランクひとつで新しい生活をなんて経験をしてみたいものです。小説や映画のワンシーンみたいで素敵ですよね。一度リセットすると風通しがよくなって新しい環境も好きなようにデザイン出来て、、、この方にさらに幸せな出来事がたくさんありますように。