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<マラソン>ミステリー?優勝者、実は別人で失格

静岡県焼津市体育協会は16日、今月13日に開催された「焼津みなとマラソン」の10キロ・40歳代部門の優勝者が別人だったとして、優勝とした同市内の男性会社員(48)を失格にしたと発表した。優勝カップや賞状も返還を求める方針。協会は「前代未聞の出来事。まさか市民マラソンで別人が走るとは思わなかった」と当惑している。 

 協会によると、同部門には541人が参加。この男性を名乗って参加した選手が、2位に32秒の差をつけて優勝した。ところが15日、レースの写真を見た市民から「優勝した選手は別人」と市に連絡があった。市が男性に確認すると、「急に参加できなくなり、友人に代わってもらった」と認めたという。

 男性は毎年市民駅伝の代表などに選ばれる有力選手。協会は、走った選手が本当は誰だったのかは確認していないという。

 同マラソンは今回、県内外から過去最高の5977人が参加した。受付では選手の身元確認はしていなかった。

>変わってもらった友人さんも、こうなると名乗りにくいですね。