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花粉症完治に払える金額は?

<花粉症>治るなら「33万円払っていい」 製薬会社調査

 製薬会社のグラクソ・スミスクラインが行った「ビジネスパーソンの花粉症に関する意識調査」で、「花粉症が治るなら払ってもいい金額」は平均33万円となった。金額の目安として「1カ月の給料」「すぐ出せる額」との回答が目立ち、同社では現実的に払える金額で、一括して花粉症を治療してしまいたいとの心理が読み取れるとしている。

【 調査は1月22日~23日にかけ、同社の鼻炎薬のウェブサイト「コンタッック総合研究所」内で実施、花粉症の症状を持ち、部下を持つビジネスパーソンを対象に、男女412人から回答を得た。

 「花粉症の症状が一生なくなるのなら、そのためにいくらまで払ってもいいと思いますか」の問いに、10万~50万円が35.2%、次いで1万~10万円が32.8%、500万円以上も1.7%あった。結果的に約7割が1万~50万円の金額を提示し、平均すると33万2251円となった。

 一方で「花粉症の症状が一生なくなるのとひき替えに失ってもよい」として、BMWなどの高級外車(43.0%)、高級ブランド時計、バッグなど(40.8%)が挙げられ、実際に払ってもいい金額よりも高額商品がずらり。「ひき替えに経験しなくてもよい」ものには、MBA取得など「スキルアップのための留学」が35.9%あり、キャリアアップのチャンスを逃してまでも花粉症を治したいとの患者たちの切実な思いが現れた形だ。

 また、花粉症により「集中力が半減する」が23.1%、「3割減」が21.6%と、ほとんどの人が仕事への影響を実感しているものの、実際に「仕事を休んだことがある」のは4.9%。「花粉症を理由に休んだことはないが休みたいと思う」が47.1%。「風邪などほかの病気を理由にして休んだことがある」(9.7%)と答えた人もいたが、このうち7割が「花粉症が仕事に支障を与える病気だと理解されないから」と答え、周囲に「疾病」とはなかなか認めてもらえない厳しい現実が浮き彫りになった。

 調査を行ったグラクソ・スミスクラインでは、花粉症の症状を広く認識してもらい、病気としての花粉症予防や投薬の必要性を知ってもらいたいとしている。

>今は安価なサプリメントもあるけれど、最高潮にひどかったときは、これくらいの金額実際に払っていたかも。