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親の七光じゃない!“歌う最強DNA”依布サラサ歌手デビュー


シンガー・ソングライター、井上陽水(59)と歌手、石川セリ(54)夫妻の長女、依布=いふ=サラサ(23)が、12月5日に自ら作詞した「カリキュラム」で歌手デビューすることが4日、分かった。父親譲りの透明感あふれる声質と抜群の作詞センスに合わせ、母譲りの美貌の持ち主。すでに、昨年3月から新進作詞家として活動しており、大型歌手としての資質は十分だ。

 ぱっちり二重は母親似、力強く澄み切った歌声は父譲り。音楽界に大型サラブレッドが彗星の如く現れた。

 ♪ 社会学講義 夢探しの日々 何故にせかすのでしょう…。

 デビュー曲「カリキュラム」は夢を追いかけ、前向きに生きる大学生活が綴られ、陽水のDNAを受け継いだ作詞センスがキラリと光る。作曲はPUFFYらに楽曲提供しているスウェーデンの男性デュオ、Merrymakers。

 爽やかでアップテンポなメロディーに乗せた、情景描写豊かな歌詞がフジテレビ関係者の耳に留まり、早くも同局系アニメ「もやしもん」(10月11日スタート、木曜深夜0・45)のオープニングテーマ曲に決定した。

 歌手デビューのきっかけは、3月に行われたソニー・ミュージックの新人発掘オーディションに、陽水の娘であることを隠し、ペンネームで詞を応募したことだった。個性あふれる世界観とユニークな言葉選びのセンスが同社内で注目を集めた。「依布サラサ」の作品歴をネットなどで調べた際に陽水の娘であることが分かったが、同社は冷静な目で実力を判断した結果、契約を決めた。

 サラサは、幼いころから自分の気持ちを文字で表現することに興味を持ち、作詞活動を開始。親の七光を嫌って自ら考案したペンネームを名乗り、作品を世に出す時期をはかっていた。そんな彼女の才能を見抜いたのが父親の陽水だった。

 昨年3月、彼女の詞に曲をつけ、「長い猫」のタイトルでシングル発売した。このサラサの作詞家デビュー作は話題となり、それがきっかけでオファーが次々舞い込んだ。歌手、salyu(26)の「マハラジャの夜」もそのひとつ。サラサは自らの力で作詞家として着実にキャリアを積んできた。

 そして、今後は歌手デビュー。現在、初アルバム(来年発売予定)を制作中のサラサは、「自分の気持ちを文字に表現するお仕事に魅了され詞を書き始めましたが、さらに欲張る気持ちが生まれ、シンガーデビューすることになりました。今はとても新鮮な気持ちです」と期待に胸を膨らませている。

>楽曲を耳にしたことはないけれど、将来が楽しみなアーティストですね、陽水世代としては目がはなせません!