« 学習塾 全国16教室が突然閉鎖 | メイン  | 厚労相 辞任要求3回は超大物? »

全加入者に履歴通知=年金記録漏れ対策で来年度

社会保険庁は28日、全加入者に年1回、年金保険料の納付実績を通知する「ねんきん定期便」が2008年度に本格スタートするのに合わせて、同年度に全加入者に対し、具体的な加入履歴を送付する方針を固めた。履歴には国民年金、厚生年金など加入した制度の種類や、サラリーマンの場合は会社名なども含まれる。記録漏れ問題に対応し、国民の不安を払しょくするのが狙い。
 ねんきん定期便は、毎年1回、加入者の誕生月に、保険料の納付月数などの実績を通知する仕組み。さらに加入者が35歳、45歳、58歳を迎える時には、具体的な加入履歴を通知することとしており、今年3月から一部先行実施している。
 具体的な履歴がこれらの年齢時に送付されてくれば、加入者は記録漏れがないかどうか自らチェックすることが可能。ただ、与党などから「全加入者に対して早期に履歴を送付し、不安解消を図るべきだ」との声が強まっていることもあり、同庁は08年度、年齢にかかわらずに加入履歴を送付し、不備がないかどうかいったんチェックしてもらうことにした。

>来年になって届くのが楽しみです。