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純金銀こけし2億円で売れた


財政難に苦慮する青森県黒石市は30日、竹下内閣の「ふるさと創生事業」で購入した「1億円純金こけし」(時価約1億7000万円)の売却代金を債務返済などに充てようと、純銀こけし(時価約160万円)とのペアで一般競争入札を実施した。時価総額を約2000万円上回る1億9000万円の落札最低価格(税抜き)に対し1件の応札があり、仙台市の健康食品会社「ジャパンヘルスサミット」(島川隆哉社長)が約2億円で落札した。

 市は06年度末の一般会計地方債残高が約240億円に達し、財政再建団体転落の危機に直面している。市は06年春以降、純金こけしの売却を模索。こけしを守ろうと市民有志が「1口オーナー制度」の設立を目指したが応募者が集まらなかったため、市は入札実施を決めていた。

 「こけしの芸術性などを加味した」という強気の最低価格設定に、応札者が現れるかが注目されていた。鳴海広道市長は「さみしいが、財政再建の大きな力になる」と語った。

>なかなか買い手の付かなかった純金こけし、落札最低価格を上回る2億円は財政困難な黒石市にとっても、ありがたかったですね。